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きのこ栽培ユニット

事業背景

2億年前のジュラ紀から白亜紀に出現したキノコは、動物の食材としてだけでなく、地球物質の分解者として他の菌類や微生物が分解できない生物を無機物まで分解し、また食材としても、食物繊維、ビタミンB類、ビタミンD2、ミネラルなどの栄養素を豊富に含んだ低カロリー食品であり、キノコ栽培には農薬・化学肥料が不要、防腐剤・保存料などは一切、介在しない安全な食材として近年大いに注目されています。

現実に世界的穀倉地域で深刻化する、水不足に起因する土壌の塩害など、食糧難が進行する中で、キノコは救世主として期待されています。
しかしながら、キノコの生産に関しては、小規模生産者は年々減少しており、大規模施設の生産者による特定品種の大量生産に依存しているのが現状です。

食用キノコは何万種類も有り育ちが早いので、新種キノコの人工栽培や品種改良などが民間の商業レベルで手軽にできる環境づくりが望まれます。
すこやかキッチンでは、省スペース・低コストなキノコ栽培ユニットシステムの開発を行い、「いつでも」「どこでも」「誰でも」「簡単に」多様なキノコの栽培を可能にしました。

食品・飲食関連の事業者はもちろん、他の業種の事業者や家庭での菜園利用、高齢者施設や障害者施設での就労機会創出の事業化等、幅広い提供を目指しています。

コンセプト(地域活性化への波及効果)

これまでのキノコ栽培の大規模、大量生産化の結果として、保存や流通過程で使用される防腐剤・添加物などの有害化学物質による様々な弊害を無くして、就労弱者の障がい者や高齢者が就労できる“きのこ栽培”で、地産地消、自産自消、店産店消、自産直販を実現します。

そして、無農薬で有機栽培(100%)された新鮮な“きのこ”を地域の消費者に直販します。
さらに、収穫品の中で発生する規格外や売れ残り品を地元の加工業者や飲食店に加工原料として提供する、
そんな地産地消の還元型ビジネスで地域の福祉・雇用・環境・健康の創出に貢献します。

当社のきのこ栽培用に使用する菌床(きのこ菌を植菌して培養した培地ブロック)の素材はコンビニのコーヒー販売機から回収した“コーヒー搾りかす”(コーヒー培地用での特許取得)などの廃棄物を再利用しており、
3〜4回の栽培・収穫後は花・野菜の土などに再々利用でき、産業廃棄物処理の有用菌の培養土になり、バクテリア分解によるプラスチックなど無機質廃品での再資源化にもつながります。

この事業でやるべき事
これまでのやり方 この事業でやるべきこと
農業 地方・過疎地・大規模 都市部・商業地区・小規模
流通 大店舗・安売り・物流コスト 不要(地産地消)
製造 大量生産・テレビCM・
有害化学物質(添加物)
少量多品種・対面直接販売・
有機天然素材

対象市場(顧客)

当社のKinoko/cube「希少きのこユニット栽培システム」は障害者の弱点を補い、持てる能力を活かせる「稀少きのこ栽培室」として考案して実験してきました。障がい者就労支援施設への導入や栽培サポートが可能な“希少きのこユニット栽培システム”です。
それぞれの導入施設の受け入れ態勢(訓練生の体調や習熟度)の状況に応じて栽培が始められます。
『障がい者と健常者を比較して優劣を判断すべきではなく、個性としての潜在能力活用で経済的な自立をサポートします。』先天的な方や成年になり事故や疾患が原因の方など様々ですが、反復作業に対する忍耐力・集中力や純粋で常なる笑顔から発せられる癒しの波動が、植物育成・成長に大きく関係しています。

収穫後のきのこは、栽培施設での自家消費や近隣消費者、老人施設への直接販売になります。
「きのこ」はそのものが発酵食品であり、うま味成分の豊富な加工原料として最適です。
加工用原料は酵母処理したパウダーをバルクで出荷します。
販売先は、地域の食品加工メーカー、化粧品メーカー、惣菜メーカー、醤油・ソース工場など、さらに独自のネット通販システムを構築して全国販売します。

現段階では、事業地域内の以下の顧客をターゲット市場として予測しています。

(1)食用希少きのこ(ササクレヒトヨダケ、ブラウンしめじ、アガリクス、マッシュルーム、他)
食品卸・小売業者、商店街、一般消費者など
(2)きのこ加工品(コロッケ、専用ソース、スイーツ)
食材加工販売、惣菜製造業、飲食業、一般消費者など
(3)化粧品
一般消費者(通販中心)、化粧品販売業者など
(4)ダイエット弁当
一般消費者(通販中心)、一般企業など

また、加盟企業共通デザインの地域ブランドラベルやジャンコード付きシール、包装資材等々の一括制作・仕入することでコスト軽減を図ります。

[具体例]

大学の研究グループと地場の企業グループ(就労支援施設・水処理&土壌改良・コロッケ専門・基礎化粧品・洋菓子・調味料・宅配弁当などの各メーカー)が開発した地域共通ブランドの菌活製品を商店街や市場等の店舗へ1店1品の日常の食事からの健康生活製品としての提供、販促指導&広報活動を行い、元気な地域社会づくりを目指して実践します。
最終的には、異業種企業グループの研究開発部門(地元大学の研究グループ共同)を併設した共同作業所を立ち上げ、施設設備を地域に開放して、地域の商店街・市場の小規模店舗へ原料素材供給、加工指導、啓蒙&広報活動による事業の発展・拡大を図ります。

<当社がこれまでに実施した中小企業のグループ化や企業連携等の事業の実績>

弊社は、高齢者への生活支援サービスを提供する一般社団法人プラチナ人材サービスの主要協賛会員企業として、地域の高齢者福祉に貢献する「孫の手サービス」事業を異業種企業(宅配弁当、工務店、リサイクル買取り販売店、引越・遺品整理事業者・造園)とコラボレーションした活動を行っています。